売買契約から登記完了の流れ
登記名義変更は申請から2週間程度
今回は売買契約から登記申請し、完了するまでの流れを解説します。
売買契約が完了してようやく、登記申請の書類を作成できるようになります。
登記申請は、基本的には決済日(売買代金送金日)と同日に行いますが、完了までには1週間〜2週間程度かかることが多いようです。
売買契約
登記移転においては、売買契約がスタートです。
売買契約は所有権移転を約束するものですので、契約が完了してようやく登記移転の書類作成に進めることができます。
登記申請の書類作成と準備
続いて登記申請のための書類を作成します。
書類に不備があっては登記が完了しないのでしっかりチェックしてくださいね。
個人と法人とでは必要な書類が異なりますので、事前に確認して用意しておきましょう。
決済・引き渡し
登記移転の書類が整ったら決済日を決めます。決済日には売買代金を送金し、それと引き換えに登記移転の書類に実印で押印をもらい、印鑑証明や登記識別情報通知などの書類を預かります。
決済が終わってようやく、登記に必要な書類への押印も完了し、準備が整います。
登記申請
登記申請は法務局に直接持っていく方法のほか、郵送やオンライン申請が可能です。
オンライン申請は準備に時間がかかる上、慣れていないと操作が難しいので、頻度が高くなければ直接持ち込みか郵送を選択した方が無難です。
登記完了
書類に不備がなければ、時期や管轄の法務局によって異なりますが2週間以内くらいには登記が完了します。
新たに発行される登記識別情報通知書などの書類は、申請時と同様で直接取りに行くか郵送で受領できます。郵送の場合は書留返送用の封筒等を事前に法務局へ送っておく必要があります。
オンラインで申請した場合のみオンラインで登記識別情報が通知されます。
まとめ
かなりざっくりとですが、登記完了までの流れをまとめました。
ざっくりと記載していますが、ひとつでも不備があると登記移転ができないので、各段階とも入念にチェックして進めていってくださいね。
空家ベース編集部です。空家と書いて「ソライエ」と読みます。Twitter・Instagram・公式LINEなどでも物件情報を随時配信しています。空き家を買って再生したい方、他では売れないと言われてしまった空き家をご所有の方はぜひご相談ください!