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空き家の内覧でどこを見るべき?

空家ベース編集部

空き家などの中古物件を見学するときに押さえておくべきポイントや注意点を解説します。

空き家のどこを見るべき?

インターネットが発達し現地に行かずとも周辺環境を見れたり、WEB検索で物件概要や写真を知り得えたりすることが可能な時代となりました。
しかし、室内の細部や敷地内は実際に見回らないとわからない部分が多くあります。

まず現地についたら見れる範囲、足元から上部まで動画や写真で撮影しておきましょう。「あれ、どうだったろう」という時に役立ち何度も見学に行かずに済みます。

敷地の見学ポイント

敷地の見学は排水の桝(マス)がどこにあるか探し、ガスがプロパンガスの場合、ガスボンベが残されていないか写真やメモに記録しましょう。
そのほか、近隣との間に越境物がないか、境界標があるか確認することが大切です。

屋根の状態、外壁、植栽もどの程度手入れが必要か可能な限りよく見ておきましょう。

建物の見学ポイント

建物を見学する際は「雨漏りがないか・傾きがないか・水廻りはそのまま使えそうか」をよく確認することが重要なポイントになります。
雨漏りは天井だけでなく窓付近や壁側から発見できる場合もあるので「壁にシミができていないか」もチェックしましょう。

部屋の傾きは窓や建具の開閉がスムーズか、床にビー玉などポールを転がして把握することが可能です。

空き家の見学に行く際の持ち物

内覧セットとして下記の道具は是非持っていくようにしましょう。

  • 間取りが記載された図面
  • スケール
  • 筆記用具
  • 汚れても良いスリッパ
  • カメラ(スマホでもOK)
  • 懐中電灯

空き家は長年人が住んでいない物件もあるので、電気が通電していない場合や、入室するだけで靴や衣類が汚れてしまうこともよくあります。

チェックポイントをその場でメモできるように内覧セットを用意するといいでしょう。

空き家を見に行く時の服装

空き家になって長期間経っているところはホコリやクモの巣で汚れることがあるので、皮膚を守るために長袖の洋服を着るようにしましょう。
靴もサンダルよりスニーカーや長靴が望ましいでしょう。

見に行く空き家の状態から、追加で持っていくものや服装を考慮し、大切なチェックポイントを把握できるように空き家見学へ行きましょう!