コラム
不動産投資で賃貸需要を調べる方法
不動産投資

賃貸需要の調べ方

空家ベース編集部

賃貸住宅・戸建てなどの投資用不動産を購入するときに、賃貸需要の有無をどうやって調べればよいかを解説していきます。

まずは物件の条件を洗い出す。

まずは、検討している物件の条件を洗い出しましょう。
具体的な条件は以下の通りです。

  • 面積
  • 間取り(〇LDK等)
  • 最寄り駅
  • 駅からの距離
  • 築年数
  • 日当たり(南向きなら〇)

検討している物件と条件の近い物件の家賃を調べる

次に、検討している物件に似た物件がどの程度の家賃で募集されているのかを調べます。
インターネットを用い、同じ駅の似た物件がどの程度の賃料で募集されているのかリサーチしましょう。
これにより、検討している物件がどの程度の賃料で貸すことができるかの予想を付けることができます。

ここで注意すべきポイントとしては、これらのサイトに記載されているのは成約価格ではなく、募集価格だということです。
例えば、初回掲載日から期間が経っている物件については、募集賃料が高すぎる可能性があります。こういった物件は参考にしないようにしましょう。
また、検討している物件を紹介してきた不動産会社が出してくる情報にも注意が必要です。購入させるためにあえて高い賃料で決まった事例を例示してくる可能性があるためです。

物件の周辺にある不動産屋を訪ねて話を聞いてみる

最も効果があるのがこの手法です。
その物件を購入した後、実際に客付けをしてくれるのはその物件の近所にある不動産屋です。その不動産屋を訪ね、検討している物件にニーズがありそうかを確認するのは非常に重要です。
その際に確認しておく事項は以下の通りです。

  • エリア周辺はどういった物件の需要が多いのか
  • 人気のエリアはあるのか
  • どういった世帯の人が住んでいるのか
  • 検討している物件について、どういう人であれば入居してくれそうか

なお、その際は客観的な事実を聞くために必ず複数の会社を訪ねるようにしましょう。また、不動産屋さんにも担当者が複数いるため、訪ねる際にはあらかじめ電話で用件を伝えておくことをおすすめします。